「小鬼」の説明-寒山と拾得-

大学時代の後輩である友人を通じてのお知り合いに、プチ・仏師さんがいる。
その方の作品を拝借、加工、修正をしたものである。

寒山と拾得、共に、中国唐代中期の高僧で、文殊菩薩、普賢菩薩の生まれ変わりといわれ、画題としてもよく用いられるそうである。
奇行が多く、詩人としても有名だが、その実在すら疑われることもあるらしい。
この二人をモチーフにしたものやそうで、大・仏師さんが、吽、泣きべそ、を、小鬼に見立てたとか… この「小鬼」、うまく言葉にはできないけど、自分の中の弱虫が騒ぎ出したときの気もちを表しているようで…

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